フエゴ島のキングペンギンに会う15時間の一日

プンタ・アレーナスからマゼラン海峡を渡り、フエゴ島のキングペンギンに会いに行くツアーは2つあり、どちらも一日がかりです。コロニーで過ごせるのは約1時間、それも離れた場所からの観察で、料金は約119ドルから約140ドル。ここでは2つのツアーの違いと、料金に含まれないものをまとめます。

キングペンギンが一日がかりになる理由

キングペンギンが暮らすのはマゼラン海峡の向こう側、フエゴ島です。プンタ・アレーナスからは往復ともフェリーに乗り、さらに田舎道を何時間も走るので、どちらのツアーも早朝から夜遅くまでかかります。

その先にあるのが、キングペンギン保護区パルケ・ピングイノ・レイの小さなコロニーです。Go Patagoniaの掲載ページでは、南米で唯一のキングペンギンのコロニーとされています。ペンギンを眺めるのは約1時間で、残りの大半は車内かデッキで過ごします。

キングペンギンより大きいのはコウテイペンギンだけで、マグダレナ島のマゼランペンギンよりずっと背が高く、頭と首にオレンジ色の模様があります。どちらにするか迷っているなら、2種類のペンギンの比較で並べて見比べられます。

Go Patagoniaの15時間周遊

約119ドルのGo Patagonia一日ツアーは2つのうち安いほうで、レビューも多く、GetYourGuideで4.5(200+件)です。ホテル送迎で始まり、約2時間のフェリーで海峡を渡ってバイア・チロタへ向かいます。

バイア・チロタは、1894年に開かれた小さな町ポルベニールのすぐそばにあり、ここが昼食候補地の一つです。そこからバンで保護区へ向かい、掲載ページによるとペンギンと過ごせるのは約1時間です。

帰りは別の道を通り、もう一つの昼食候補地セロ・ソンブレロを経由します。約30分の短いフェリーで海峡を戻り、エスタンシア(牧場)での写真休憩がプンタ・アレーナスまでの長いドライブの区切りになります。

難点は時間の配分で、15時間かけてコロニーにいられるのは約1時間です。保護区の入場料が料金に含まれるかは掲載ページからははっきりしないので、予約前に確認してください。

最大13人のCaminos Tours

約140ドルのCaminos Tours少人数ツアーは定員13人で、市街地のホテルに7:00に迎えに来てくれます。評価はGetYourGuideで4.5(72件)と、Go Patagoniaよりレビュー数は少なめです。

料金にはフェリーと船のチケット、島内の移動が含まれます。バイリンガルのガイドが同行しますが、食事は付きません。お迎えの前に、お弁当かしっかりした軽食を用意しておきましょう。

料金とは別に、保護区の入口で18,000チリ・ペソの入場料がかかり、カードでも現金でも払えます。帰りは海峡がいちばん狭くなるプンタ・デルガダを通るので、2回目の渡航は短く済みます。

Caminosの料金に入場料を足すと、2つのツアーの差はわずかです。その差で得られるのは、大人数ではなく13人のバンと、掲載ページに明記されたお迎え時刻です。

少人数でコロニーへ

Caminosはバンを13人までに抑え、7:00にホテルまで迎えに来ます。料金とは別に、保護区の入場料とお弁当の分を見込んでおいてください。

保護区では離れた場所から

マグダレナ島のような至近距離での出会いは期待しないでください。保護区のキングペンギンは開けた草原に立っていて、見学者は離れた場所から眺めます。レビューで双眼鏡や望遠レンズを勧める声が多いのはそのためです。

フエゴ島の開けた草原に集まって立つキングペンギンの群れ

数は時期によって変わります。4月に約100羽を数えたというレビューがあり、どちらの掲載ページも数を約束していないので、小さなコロニーを遠くから見るつもりでいてください。ベストシーズンのガイドでは、海峡の両側の時期をまとめています。

スマートフォンのカメラでは、オレンジ色の模様がある直立した姿が並んで写る程度です。写真を重視するなら、手持ちでいちばん長いレンズと、みんなで回せる双眼鏡を持っていきましょう。

昼食用の現金と一日の費用

どちらのツアーも食事は料金に含まれません。Go Patagoniaの日はポルベニールかセロ・ソンブレロで昼食を買い、支払いは現金なので、市内でチリ・ペソを用意しておきましょう。

島ではカード決済の電波が届かないこともあるので、カードが使えるCaminosの日でも、保護区の入場料は現金のほうが安心です。料金の徹底比較では、こうした追加費用を5つのツアーすべてに足しています。

どちらのツアーでも軽食と暖かい重ね着を持っていきましょう。フェリーのデッキの風は夏でも身にしみます。風に備える服装ガイドで、屋外で過ごす長い一日の持ち物を紹介しています。

フェリーが出ないとき

海峡の風はペンギンボートだけでなくフェリーも止めることがあります。天候で渡航が中止になった場合、Go Patagoniaの掲載ページでは返金か日程変更を選べ、3つ目の選択肢としてルート変更も挙げています。

どちらのキングペンギンツアーも出発の24時間前まで無料でキャンセルできます。マグダレナ島の船も風で日程がずれることがあるので、日程の順番を決める前に欠航についてのメモを読んでおいてください。

このツアーが向いている人

  • マゼランペンギンはほかの場所で見たことがあり、別の種類を見たい旅行者
  • 望遠レンズを持ち、長い移動時間にも耐えられる写真好き
  • マグダレナ島のあとに1日余裕がある人(2日間プランのように)
  • フエゴ島の何もない草原の風景そのものを楽しめる人

自由な日が1日しかない人や、小さな子ども連れなら見送りましょう。マグダレナ島の船なら、はるかに短い時間ではるかに多くのペンギンに会えます。スピードボートとカタマランの比較が選ぶ手助けになります。

海峡の向こうへ

フェリーに乗る前に

プンタ・アレーナス発のキングペンギンツアーは何時間かかりますか?

Go Patagoniaでは2回のフェリーを含めて約15時間です。Caminos Toursは7:00にお迎えがあり、戻るのは夜遅くです。

キングペンギン保護区の入場料は含まれていますか?

Caminos Toursのツアーでは含まれず、18,000チリ・ペソを入口で現金かカードで払います。Go Patagoniaの掲載ページはこの点があいまいなので、予約前に催行会社に確認してください。

キングペンギンにはどのくらい近づけますか?

あまり近くはありません。ペンギンは少し離れたところにいるので、レビューでは双眼鏡や望遠レンズを持っていく人が多いです。

フエゴ島のツアーには昼食を持っていく必要がありますか?

はい、どちらのツアーでも必要です。Caminos Toursはお弁当の持参を求めています。Go Patagoniaはポルベニールかセロ・ソンブレロに立ち寄り、昼食は現金払いです。

フエゴ島へのフェリーが欠航したらどうなりますか?

Go Patagoniaの掲載ページによると、返金か日程変更を選べ、ルート変更での催行も可能です。どちらのツアーも出発の24時間前まで無料でキャンセルできます。